2026年3月22日
ITクオリティ株式会社
『航空監視プラットフォームの研究』を出版
Flightradar24を中心に、ADS-Bデータ事業のビジネスモデルと技術アーキテクチャを分析した専門書
■ 出版の背景
ITクオリティ株式会社(所在地:神奈川県川崎市、代表取締役:市原明彦)は、『航空監視プラットフォームの研究 —Flightradar24を中心としたビジネスと技術の分析—』を2026年3月22日に出版いたしました。電子書籍(PDF)を自社サイト(www.itq.co.jp/books)およびnoteにて販売開始いたします。
スマートフォンのアプリで世界中の飛行機をリアルタイムで追跡できるFlightradar24は、今や1日500万人以上が利用する世界最大の航空監視プラットフォームです。しかし、その実態は単なる「飛行機が見えるマップアプリ」ではありません。5万台以上のボランティア受信局が収集するADS-B信号を基盤に、航空会社・保険会社・物流企業・報道機関へデータを販売する大規模なデータビジネスが背後にあります。
「なぜ無料で使えるのか」「誰がデータを集め、誰が収益を得るのか」「業務用の航空監視システムとどう違うのか」——これらの問いに正面から答えた日本語の専門書はほとんど存在しません。本書は、Flightradar24を題材に、航空監視プラットフォームのビジネスモデル・技術構成・市場構造を体系的に分析した、この分野における初の専門書です。
■ 本書の3つの独自性
1. ビジネスと技術を一冊で体系化
ADS-B技術の仕組みから、それを事業価値に変換するビジネスモデルまでを一冊で扱います。「技術は分かるがビジネスが分からない」「ビジネスは分かるが技術が分からない」という分断を解消します。
2. 「見えていないもの」から本質に迫る
表示される飛行機だけでなく、意図的に表示されない要人機・軍用機・LADD申請機の存在を分析することで、プラットフォームが「何を、なぜ見せるか」という設計思想の本質を明らかにします。
3. 競合比較と市場構造の分析
ADS-B Exchange・FlightAware・ADSB.fiなど主要競合サービスとの比較を通じ、航空監視データ市場全体の構造と競争優位の源泉を明らかにします。
■ 本書の構成
| 章 | タイトル | 主な内容 |
| 第1章 | Flightradar24の概要 | サービス概要・規模・ADS-Bの仕組み |
| 第2章 | 業務用システムとの違い | ATCレーダーとの比較・民間プラットフォームの位置づけ |
| 第3章 | 監視業務の価値とAI時代 | フライトデータの3層の価値・AI活用の現在と将来 |
| 第4章 | Flightradar24の本質 | データプラットフォームとしての実態・「窓」の向こうにあるもの |
| 第5章 | ビジネスモデル | 収益構造・フリーミアム設計・API販売の仕組み |
| 第6章 | 類似サービスと競合分析 | ADS-B Exchange・FlightAware等との比較・市場構造 |
| 第7章 | 技術アーキテクチャ | ADS-B受信ネットワーク・MLAT・宇宙ベースADS-B(Aireon) |
| 第8章 | 収益性とスケーラビリティ | ボランティアモデルの持続可能性・スケール拡大の構造 |
■ 想定読者
- 航空・宇宙・交通分野の技術者・研究者: ADS-B技術と民間航空監視の全体像を把握したい方
- データビジネスに関心を持つ事業者・経営者: 公開データを事業価値に変換するプラットフォームビジネスの研究として
- 測位技術・位置情報の実務家: ADS-Bを測位技術の実装事例として学びたい技術者
- 航空ファン・Flightradar24ユーザー: 日々使うサービスの仕組みとビジネスを深く知りたい方
■ 書誌情報
『航空監視プラットフォームの研究 —Flightradar24を中心としたビジネスと技術の分析—』
著者:市原明彦(ITクオリティ株式会社)
判型:A5判・単巻
発行日:2026年3月22日
発行所:ITクオリティ株式会社
形式:電子書籍(PDF)/印刷版(Amazon KDP)
価格:電子書籍 1,500円+税/印刷版 1,800円+税
販売:
- 自社サイト(PDF)(https://www.itq.co.jp/product/research-on-aviation-surveillance-platforms-pdf-version/)
- note(PDF)(https://note.com/itquality/n/n1dfc5a935a6a)
- Amazon KDP(印刷版)(https://www.amazon.co.jp/dp/4991466121)
■ 著者プロフィール
市原明彦(いちはら・あきひこ)
ITクオリティ株式会社 代表取締役。測位技術・ソフトウェア工学の研究者・技術者。位置情報システムの開発・運用、技術コンサルティング、研究開発に長年従事。主な著書に『測位学』上下巻(2026年2月)がある。「専門知を、誰もが使える形に翻訳する」をミッションに出版・アプリ・セミナー事業を展開する。
■ 会社概要
商号:ITクオリティ株式会社
代表者:代表取締役 市原明彦
所在地:神奈川県川崎市
事業内容:技術コンサルティング、研究開発、出版事業、スマートフォンアプリ開発
■ 本件に関するお問い合わせ先
ITクオリティ株式会社
Email: books@itq.co.jp
Web: https://www.itq.co.jp/inquiry/
以上