2026年4月24日
ITクオリティ株式会社(本社:川崎市)は、iOS向けGPS軌跡ロガーアプリ「ITQ GNSS Logger」を 「ITQ GeoLogger」 に改名し、バージョン 2.0.0 として 2026年4月24日に App Store で公開しました。実地試験で発見されたGPS位置飛び問題を解消する3段階フィルタを新搭載し、より正確な軌跡記録を実現しています。
「ITQ GeoLogger」とは
ITQ GeoLogger は、GPS軌跡の記録・地点保存・GNSSリアルタイム可視化を一つにまとめた位置情報ロガーアプリです。登山・ウォーキング・サイクリングなどの移動ログをGPX / CSV / KML形式でエクスポートし、地図上で正確な軌跡を確認できます。基本機能は無料、セッション制限解除はアプリ内購入にてご利用いただけます。
v2.0.0 の主な変更点
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| アプリ名変更 | 「ITQ GNSS Logger」→「ITQ GeoLogger」に改名。Bundle IDは変わらず、既存ユーザーの購入履歴・記録データはそのまま引き継がれます。 |
| 位置飛び防止フィルタ | GPS精度が低下したときに生じる座標ジャンプを3段階フィルタ(水平精度・Doppler速度・連続点間速度)で自動除去。実際の移動距離を大幅に上回る誤記録問題を解消しました。設定画面からON/OFFの切り替えも可能です(デフォルトON)。 |
| 地点詳細画面の刷新 | カテゴリ選択がタップ操作のチップUIに変わり素早く選択できるようになりました。写真の長押し+ドラッグで順序の入れ替えにも対応しました。 |
| 設定画面をタブバーに移動 | 画面構成を Map / GNSS / History / Settings の4タブに整理。設定画面へのアクセスが一段階短縮されました。 |
| 移動記録の検索改善 | 移動記録(Trip)の検索で、セッション名に加えてメモの内容も検索対象になりました。 |
| iOS 26対応 | 逆ジオコーディングをiOS 26の新APIに移行し、住所取得の精度と互換性を向上させました。 |
位置飛び問題の背景
v1.7 の実地試験で、実際の移動距離 6.1 km に対して記録距離が 113 km に膨らむ現象が確認されました。原因は、iOSの `CLLocationManager` が返す生の座標値に含まれる外れ値をそのまま記録していたことです。
v2.0.0 では `LocationManager` に独自のフィルタ処理を追加し、精度不良の計測値・異常速度を検出した座標を記録から除外します。これにより、iOSのワークアウトアプリと同等の正確な軌跡記録が可能になりました。
こんな用途に
- 登山・ハイキング:尾根筋を正確に記録し、GPXでGPSデバイスや地図ソフトへ転送
- サイクリング・ランニング:速度・距離・軌跡を一括記録してCSVで分析
- フィールドワーク・測量補助:地点写真・メモ・座標をセットで保存しZIP一括エクスポート
- GNSS研究・教育:生の測位値を観察したい場合はフィルタをOFFに切り替えて生値記録
ダウンロード
価格:無料(セッション制限解除はアプリ内購入)
対応OS:iOS 18.5 以降
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